男子、三日会わざれば刮目して見よ

【読み方】だんし、みっかあわざればかつもくしてみよ

【意味】努力をしている者は、3日もすれば大きく成長しているので、次に会うときには注意して見なければならないということ。

引用元:もっと知りたい!三国志

https://three-kingdoms.net/31293

完成しちゃったの?

 毎日あれこれと自分のことについて考えていると、なんだか、なんというか、何年経っても今の自分からずっと変わらない、そして変われないような気がしてくる。中学生くらいから大きな変化がないというか。いつまでたっても成長しないというか。

 人間としては、人格としては自分は既に100%で、知識とかスキルとかをあとから付け足していっているような。そんな感覚。このもやもやはなんだろう?この不安はどこから来てるんだろう?全能感?傲慢さ?なんて言えばいいのかな?自分のことについて、すべてわかった気になっている気がするのだ。

 何が得意/苦手とか、好き/嫌いとかじゃなくって。うーん。自分の...特性?習性?なんていうんだろうね?これがわかった気になっちゃってる。そして、それがいいことなのか、わるいことなのか、よくわかってない。

「優しさ」。

「なにになりたい?」

 小さい頃、この質問にいつも苦労させられていた記憶がある。...だって、ないんだもん。夢。幼稚園生の頃は、パン屋さんとか言ってたっけな。でもやめた。朝早いらしいし。

 やっぱり今も答えられない。夢がないのです。職業については...今は、いくら考えても答えは出なさそうかな。

「どんなふうになりたい?」

 じゃあ、「どんなふうになりたい?」って聞かれたら、答えられるかもしれない。

...やさしい、ひと?

 クラスメイトから、「優しい」ってよく言われてた。でも、自分のことを優しいとは思ったことがない。だって、優しくないもん。わたし。人に優しくしようともしてないし。その状況が最も円滑に進むであろう行動をひたすら取り続けるだけ。

 ...そもそも、「優しさ」ってなんだ。人のためになにかできればそれは優しい判定なのか?自分の評価のためでも?周りの視線が気になってても?ああ、「優しい」がゲシュタルト崩壊してきた。

 「ああ、この人は、優しいな」と思うことは、もちろんある。「いい人だな」、「温かい人だな」と思うこともある。でも、その基準を自分に適用することはできない。

 だから、私のことを形容するのに、「優しい」って言葉が使われたのだとしたら、その人は、私のことをよく知らないから、当たり障りのないことを言ってるだけなんじゃないかなぁ。と思った次第であります。

んで、

結局、どんなふうになってたいんですか?

 えーっとね。うーん。まず、その時に向き合ってる人のことを、よく考えて行動できる人になりたいかな?そんなの、なれるかわからないけど。人の顔もまともに覚えられないくらいだし。趣味は「浅く広く」だけど、人間関係は「狭く深く」であってほしいんじゃないかな。

 5年、10年経ったら、どんなふうになってるんだろうね?...やっぱり、根本的なところは変わらない気がする。